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2022年08月01日

ViiV Healthcare社が90ヵ国でジェネリックの注射用PrEPを使用可能にする予定
ViiV Healthcare to give 90 countries access to generic injectable PrEP

写真
Deborah Waterhouse of ViiV Healthcare and Charles Gore of the Medicines Patent Pool announce the agreement at AIDS 2022.

製薬会社のViiV Healthcare社は、新たなライセンス契約の一環として、90ヵ国に、同社の隔月投与の注射用HIV予防薬の手頃な価格のジェネリック版を使用可能にする予定である。

長時間作用型注射用カボテグラビルのボランタリーライセンスは、Medicines Patent Poolに与えられており、優先薬へのアクセスを向上させるために、ボランタリーライセンスについて製薬会社と交渉している。この契約によって、低所得国と下位中所得国や、所得水準に関係なくすべてのアフリカの国が、PrEPとして使用されるHIV予防薬の手頃な価格のジェネリック版を使用できるようになる。

しかし、この契約のもとで、ジェネリックの製造業者が製造量を増加させるには数年かかるとみられており、この契約の広範な限界が批判されている。アフリカ以外の上位中所得国は除外されており、タイやブラジルのような国は、ジェネリックのPrEP注射薬を使用することができない。

UNAIDSはこの契約を歓迎したが、ViiV社に対して価格を経口PrEPと同程度まで引き下げるよう活動家とともに要求した。

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